日本に帰ってきたら、夏になっていた。
韓国から無事帰ってきました。
俺が行ってきたのはソウルにある明洞(ミョンドン)ってところなんだけど、心の垢を落としに行ったつもりが、明洞って日本でいう渋谷みたいなところでさ。なんか旅行前と比べてより世俗にまみれた気がする……。
しかも今はオフシーズン中の筈なのに、日本人が超多いの。あちこちで日本語が飛びかってる。韓国人と日本人の外見もあんま変わらないし、なんかあんまし外国に来た気がしなかったなあ……。
しかし俺、移動中に韓国人に三回も話しかけられちゃったよ。一回は繁華街のど真ん中で。あと地下鉄のホームと電車の中で。
たぶん俺が韓国人に見えたんだろうね。つまり俺は韓国人顔をしているということだ。昔から日本人っぽい顔してないとはよく言われてたけど、なんか今回初めて納得できた気がする。そうか、俺は韓国人顔だったのだ。
他にもいろんなエピソードあったから、時間ができたらそのうちレジャーリポート書くかも。あ、韓国グルメリポートは絶対書くよ。三泊四日の旅で体重が3キロ増えるほど食いまくったんだからさ。これをまとめてリポートしなかったらもったいないでしょ? しかし、ああ、この体重を元に戻すのに、いったい何日かかることやら。
けど、現地で韓国料理を食いまくったことに、俺は後悔はしていない。それだけうまかったし、感動的な食との出会いもあった。涙を流したほどのあの辛さが、いつか俺のかけがえのない思い出にもなるだろう。なにより焼肉屋店主が即席韓国語講座で教えてくれた正しい発音のごちそうさま(チャルモゴスムニダ)や、参鶏湯(サムゲタン)専門店の老店主がそっと置いてくれた、小さなお椀に入っていた白いご飯。食べ切れなかった韓国海苔巻を包んで渡してくれたおばちゃん。そんな思い出は、なにものにもかえられないものだから。それが俺のプライスレス。体重なんてまた減らせばいい。そうだろ?

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