二日酔い気味のランチを、職場近くのカフェで過ごした。 誰かと一緒にご飯を食べるのも好きだけど、一人で過ごすこういうのも、自分にとっては大切な時間だ。 「カフェラテのバニラ入りとミックスサンドイッチください」 かっこつけてるときはなんとなく抵抗のあるメニューをここぞとばかりに注文。灰皿を持って窓際の椅子に。 くたびれた胃はサンドイッチみたいな軽食にもびびってたけど、甘いカフェラテで無理やり...
二日酔い気味のランチを、職場近くのカフェで過ごした。
誰かと一緒にご飯を食べるのも好きだけど、一人で過ごすこういうのも、自分にとっては大切な時間だ。
「カフェラテのバニラ入りとミックスサンドイッチください」
かっこつけてるときはなんとなく抵抗のあるメニューをここぞとばかりに注文。灰皿を持って窓際の椅子に。
くたびれた胃はサンドイッチみたいな軽食にもびびってたけど、甘いカフェラテで無理やり流し込んでやった。
耳に押し込んだイヤフォンから聴こえてくる、昔のビジュアル系の曲。
「時代は追いかけるもんじゃないぜ。守るもんだ」
そんな言葉を思い出した。10年以上前、元ヤンキーの山本先輩がリーゼントを整えながら言ってたセリフだ。
そういえばPHSのイヤフォン端子部分が日曜に壊れた。だから今は携帯電話の方で音楽を聴いている。やっぱりこういう端子口って、良く使ってたら痛むんだな。いつか携帯電話の端子も使えなくなったら、しょうがないからなんかプレイヤー買おう。
サンドイッチ食い終わって、タバコを吹かして、気持ち悪さを感じる神経が刺激されて吐き気を覚える。
それでもタバコを吸い続ける。自分でも意味が分からない。こんな辛い思いをしてまでタバコを吸う意味があるんだろうか。Mか俺は。
いい感じにダサかっこわるい昼下がり。そんな自分に何故か俺はとても安心して、読みかけの本を開いた。
「私は凄く幸福だった。」
そんな一文に、不思議なくらい心を奪われる。
カフェラテの氷が溶け切るまでの時間。とても天気のいい14:00台の昼下がり。
好きな歌に好きなタバコ。友達からのメール。
凄く、ではないのかもしれないけど、こういうのはきっと、幸福な時間の中に入ると思った。

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